開館90周年記念 アーカイブズ資料展示 造形講座と東京都美術館
開館90周年記念 アーカイブズ資料展示 造形講座と東京都美術館

企画概要

1975年に建築家・前川國男の設計による現在の美術館の建物が開館すると、東京都美術館では、企画展をはじめとする様々な自主事業が実施されるようになります。美術文化事業の一つとして開講された「造形講座」は1978年より約10年間続き、主体的な参加を促す「ワークショップ」形式で行われた美術館プログラムの先駆けとなりました。

現在、当館のミュージアム・アーカイブズには、「造形講座」に関する一連の資料が所蔵されています。記録写真や、参加者による作品などは、日本の美術館教育の歴史、そして、現在アート・コミュニケーション事業を多彩に展開する当館の歴史を振り返る上でも、重要な資料として位置づけられます。

開館90周年にあたり、「造形講座」の資料をとおして当時の美術館の活動の息吹を感じながら、今までとこれからの東京都美術館について思いを巡らせ、考える機会にしたいと考えています。

立体造形講座 1978年~1987年

第8回 造形基礎講座 1986年

開催概要

日時:2016年11月3日(木・祝)~12月4日(日) 9:30~17:30

会場:東京都美術館 佐藤慶太郎記念 アートラウンジ(中央棟 1階)

主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)

※観覧無料

佐藤慶太郎記念 アートラウンジ